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電子機器筐体の結露対策(設計、製作)
電子機器・産業機器を気温の変化が大きな環境に設置する際は、結露対策も重要なポイントです。
ポルックステクノでは、防水・防滴対策にくわえ、結露発生を予防するための筐体設計と製作も得意としており、お客様の大切な機器を結露から守ります。
結露でお悩みの方は、当社までお気軽にご相談ください。
こんなことでお困りではないですか?
- 結露が原因で、筐体内部の電気回路で腐食(サビ)や絶縁不良による漏電・ショートが発生している
- 屋外やメンテナンスしづらい環境に設置する電子機器のため、結露対策をしっかり施したい
結露が発生する原因
結露は、水蒸気を含む空気が温度の低い物体に触れて冷やされることで、水滴が生じる現象です。
外気温が急激に低下すると、筐体内との温度差が大きくなり、内部に格納された電子機器などに水滴が付着します。この水滴が、腐食やカビの原因になったり、絶縁不良やサビにより機器を故障させたり、埃を含む結露が基板に付着してショートしたりといったトラブルを引き起こす危険があります。
なお、結露は冬に生じやすい現象ですが、梅雨時期や夏など高湿な時期にも発生します。また、空調設備の効きが悪い環境など湿気のこもりやすい場所でも結露が生じやすいため、対策が必要です。
結露対策を行うメリット
結露対策を行うことで水滴が生じにくくなり、電子機器などの故障やショートといったトラブルを回避できるようになり故障や不具合のリスクが下がることで、機器の交換やメンテナンスなどの運用コストも抑えられます。
また、結露対策の一例としてポッティングというケース内を樹脂で満たして外気と遮断する方法があり振動や衝撃にも強くなるというメリットを兼ね備えた方法もあります。
結露対策の事例
筐体設計/工業デザインのプロセス
プロセス
構想お打合せ |
デザインコンセプト、ご予算、納期、仕様 |
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お見積提案 |
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ご発注 |
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筐体外観図/構想図作成 ご承認 |
設計アウトプット PDF,DXF 設計妥当性確認 |
部品展開図作成 |
設計アウトプット PDF,DXF 設計妥当性確認 |
NCプログラム作成 ご承認 |
デザインルールチェック(加工) |
加工1 寸法検査 |
NCT |
加工2 寸法検査 |
ベンダー、溶接、NCナット、タップ |
筐体表面処理 外観検査 |
塗装(溶剤、粉体)、メッキ、シルク、ヘアライン、メンブレン |
デバック作業、完成 | 組立検査、外観検査 |
電子部品調達、組立配線、調整検査、評価解析等お受けいたします。
※Chiex®は“知恵”と“技”で、お客様にご満足頂くための当社オリジナル「筐体設計製作」サービスです。